3月 12
昨日は、あの大震災から5周年でした。
震災発生の午後2時46分には、様々な場所で鎮魂の祈りが捧げられたことでしょう。
私はTVの追悼式の中継とともに、黙祷をささげた後、ソプラノ歌手の竹林加寿子さんの 「祈りコンサート」に行きました。
震災後から支援活動をされている竹林さんの歌声には、多くの方々の祈りが倍音となって響いているように感じられました。震災後100日間毎日歌い続けたという、カッシーニのアヴェマリアは、格別でした。
ピアノの有本紀さんの癒しの演奏は、まさに音浴という感覚。
祈りの場になくてはならない(と私は思う)舞、アリムッタ朝子さんのネイチャーダンス。
この5周年を深く感じられたひと時となりました。
特別ゲストとして仙台から駆けつけた、震災直後から復興支援(支援したい人とされたい人を結ぶ活動)を続けている方からの「心のケアが、これからの5年がとても大事」というお話もありました。
震災の復興には、日本国民一人一人が、震災を忘れずに、心をひとつにしていくことが大切だとあらためて思いました。