2月 23
先日新国立劇場バレエ研修所の公演を見ました。
バレエ研修所ですからクラシックバレエのレッスンはもちろんのこと、バレエ史や音楽、美術、解剖学やマナーなど、将来プロのダンサーとして活躍するための様々なカリキュラムが組まれているそうです。
プログラムの中には、シアトリカル・ダンスというのもありました。
これは台詞を加え演劇的場面を取り入れたバレエです。
バレエは台詞の無いものですが、台詞を読み込み、声を出すことによって、表現力は大いに増すことでしょう。
今回は、オスカー・ワイルドの童話「幸福な王子」でした。
ダンサーが舞台で声を出すのは見たことはありますが、クラシックバレエのダンサーがこれほど長い台詞を言うのは初めて見ました。
ミュージカルとは違います。
音楽はホルストの組曲「惑星」。
大変分かりやすく爽やかな感動でした。
是非このような舞台を多くの人が見られるように、特に子供たちに向けた鑑賞会などで披露すれば良いのになあと思いました。
2年間の研修を終えた第5期生、6名の舞台あいさつもありました。
ひとりひとりマイクを持ち観客の前で、自分の言葉で話す。
良い経験ですね。
これからもがんばってください!