和音響鳴

村上美樹blog Add comments

22日は、御諏訪太鼓の山本麻琴さんの公演がありました。(東大和ハミングホール)

昨年は、和太鼓×タップダンスでしたが、今年は、ピアノとの初共演です。

ピアニスト田中知子さんの弾くバッハの曲と麻琴さんの大太鼓が、凄いスピード感と迫力で、時間を切り取られたような不思議な感じがしました。なるほど同じ打楽器ですが。

まったく初めての感覚で。これほどまでに和太鼓とピアノが合うとは思いませんでした~。

「阿修羅 2010」 は能管・龍笛・篠笛のあかる潤さん、尺八の小濱明人さんも加わって、本当に気と気のセッションでした。

ピアノは様々な表現が出来る優れた楽器だとあらためて思いました。

またピアソラのタンゴ「アディオス・ノニーノ」も、う~ん面白かったですね。

いつもの御諏訪太鼓の佳澄さん、高林さん、今村さんの「御柱木落とし太鼓」や「諏訪雷」も素晴らしく、また下諏訪の小口典久さんの木遣りが特別出演として入り、盛り上がりました。ここでまた諏訪の木遣りが聞けるなんて。嬉しかったです。小口さん今年はもう1000回以上ないているそうです。(木遣りは、なくというのね)

このほかに、麻琴さんの教え子の東大和高校和太鼓部八幡太鼓のすがすがしい「御柱組曲」、日本太鼓塾の楽しい「勇駒とんばね」。

小濱さんの尺八の古典本曲、あかる潤さんの解説を交えた祈りの旋律、また田中さんのショパンの名曲「英雄ポロネーズ」など盛りだくさんのプログラムでした。

最後は出演者全員が舞台に出て、会場からは温かな拍手が。

麻琴さんの「お客様と共鳴しあいたい」という目的が達せられたと思いました。

こんなに素晴らしい公演。あ~ん、もっと皆さんにお知らせすればよかったです。チケットはまだ少しあったみたいでした。

来年はまた「第3回和音響鳴」があると思います。

皆さんもチェックしていてくださいね。

よいものはお薦めしなくちゃ。是非お誘いしますね。

演奏だけでなく、プロデュースもこなす麻琴さん、お疲れ様でした。

新たな挑戦が今から楽しみです。。。

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